writings
小説家です。が、その名を持て余している気がします。もっと色々書きたいです。
20230327
2022年に『青く滲んだ月の行方』(講談社)、『幾千年の声を聞く』(中央公論新社)の2冊を刊行しました。
書くエネルギーを自分の中で再構築することに今も時間を使っています。どうしてモノを書くのか、それは書こうとし続けるこの手だけが知っているのかもしれない。模索の中でこれだけ面白いものが作れたことにほっとしています。
20200709
新刊『凪に溺れる』(PHP研究所)が出ます。時間は掛かりましたが、久々の長編です。人は何を指針にして生きていくのか、かつて感じた昂りはどこへ行ったか、大人になるとは何か。どんな小説にも言えることかもしれないですが、結局、自分の答えを探す話になったような気がします。